気になる介護職の収入事情!

介護の仕事をはじめようかな、と考えてる人の中には介護職の収入が気になっている人も多いのではないでしょうか。

常勤の介護職の場合の平均月収は大体20万強くらいです。ボーナスを入れた年収となると平均しておよそ350万円ほどで、日本全体の平均年収が450万円弱なのでそれよりすこし少ない計算となります。
非常勤の場合は時給が950円から1300円くらいになります。アルバイトですと最低賃金に近いところもあるようなので、しっかり見極めてから応募しましょう。
年代における給与の推移を見てみると、60代以上になると多少下がりますが、一定の給与をもらい続けることが可能であり、これが介護職の大きなメリットともいえます。

さらに介護の世界にはキャリアパスというルートがあります。資格をとってどんどんレベルアップしていくと基本給が上がったり資格手当ももらえて給与が上がっていくというものです。介護の世界で働いている人にとってはとてもモチベーションの上がるステップではないでしょうか。いちばん取得しやすい初任者研修の資格をとっても3000円ほどの手当がつきます。気になる人は介護職の資格手当についてもっと調べてみるとよいでしょう。

介護職員の場合、このように資格をひとつずつ取得していき徐々に給与を上げていくことは可能でも、急にグッと上がることはあまり期待できません。しかし高齢化社会が進んでいる今の日本で介護の仕事が増えることは間違いなく、給与が下がることはほぼないでしょう。
また国も介護職員の人員確保を重要視していて、勤続10年を超える職員には特定処遇改善加算が給与に追加されることになるなど待遇の改善が予想されています。